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2018年度「開発とNGO」研究会

シリーズ《IT・AI社会と人間の労働・暮らし》

研究会の趣旨

  APEXの「開発とNGO」研究会は、今日の世界や、そこにおける問題の構造を深く洞察し、また現状の問題に対する代替案を提起しているような本をテキストとして、その本の内容や読んで感じたこと、考えたことを、参加者で自由に話し合うものです。それを通じて、NGO活動等の基盤となるような世界観を形成していくことをめざしています。

シリーズ《IT・AI社会と人間の労働・暮らし》

近年、人工知能、ビッグデータ、IoT、自動運転といった技術が、今後の社会に画期的な変化をもたらすものとして注目されています。しかし、そのような革新的技術群が、人間の労働のあり方、生活のあり方、社会のあり方、あるいは人間関係や人間の能力・感性にどういう影響を与えるか等の問題は、まだ十分掘り下げて論じられていないのではないでしょうか。2018年度の「開発とNGO」研究会では、最近の人工知能やビッグデータ、ネット社会などに関する著作をとりあげる一方で、人間と技術・機械との関係を深く洞察してきた、マンフォード、中岡哲郎、イリイチ、シュマッハーらの古典的著作にも学びながら、IT・AI化の進展が、人間とその社会に与えるインパクトを、その可能性と問題の両面から考えます。
第1回 :2018年5月26日(土) 14:30-17:30 会場:JICA東京国際センターセミナールーム402詳細
人工知能の開発過程とディープラーニングの革新性
  イントロダクション    田中直「IT・AI社会を考える視点」
テキスト 松尾豊著『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』角川EPUB選書 、2015年
第2回 :2018年6月30日(土) 15:00-18:00 会場:JICA東京国際センターセミナールーム409詳細
IT・AI化と労働・暮らしの変貌
テキスト  野村直之『人工知能が変える仕事の未来』日本経済新聞出版社、2016年
 (第1、2、3、5、9、10、15章を中心に)
副読本Carl Benedikt Frey, Michael A.Osborne "The Future of Employment: How Susceptible are Jobs to Computerisation ?", Sept 17,2013
第3回 2018年8月25日(土)15:00-18:00(予定) 会場:JICA東京国際センターセミナールーム404詳細
ビッグデータ/人工知能と未来社会の展望
テキスト 西垣通著『ビッグデータと人工知能』中公新書、2016年   
副読本レイ・カーツワイル著『シンギュラリティは近い[エッセンス版] 人類が生命を超越するとき』NHK出版、
2016年
第4回 2018年9月29日(土)  15:00-18:00 会場:JICA東京国際センターセミナールーム404詳細
IT・AI社会と人間の疎外
以下の文献を参照しつつ、IT・AI社会の可能性と問題を論じます。
○ルイス・マンフォード著『機械の神話』(全2巻)(※)
○中岡哲郎著『工場の哲学−組織と人間』平凡社、1971年
(※)ルイス・マンフォード著『機械の神話−技術と人類の発達』樋口清訳、河出書房新社、1971年、同『権力のペンタゴ
      ン―機械の神話 第2部』生田勉、木原武一訳、河出書房新社、1973年                 
第5回 2018年10月27日(土)  15:00-18:00 会場:JICA東京国際センターセミナールーム409詳細
IT・AI社会と人間のための技術・経済
以下を参照しつつ、第4回同様に論じます。     
○イヴァン・イリイチ著『コンヴィヴィアリティのための道具』、渡辺京二/渡辺梨佐訳、日本エディタースクール
    出版部、1989年  
○E.F.シューマッハー『スモール イズ ビューティフル−人間中心の経済学』小島慶三/酒井懋訳、講談社学術
    文庫、1986年
  

テキストは、参加者の推薦等により、変更・追加される場合があります。
副読本として、テキストを補足するもの、より広い観点から問題を俯瞰できるものなどを選んでいます。合わせてご一読されることをお勧めします。

【研究会の進め方】
参加される方の中から各回の担当者(要約者、コメンテーター)を決め、それぞれテキストの内容を要約し、コメントしていただきます。それらを踏まえて、参加者の間でディスカッションします。実りある会となりますよう、テキストを事前に読んできていただくようお願いします。但し、第4回、第5回は、参照文献のすべてを読んでこられる必要はなく、研究会の進め方も、要約よりも、参照文献をふまえたIT・AI社会の問題/可能性に関する議論が中心になります。

【会場】 JICA東京国際センター(幡ヶ谷)、JICA地球ひろば(市ヶ谷)等

 ※お申込みいただいた方々に、都度ご案内します。第1回は、JICA東京国際センター(幡ヶ谷) セミナールーム 
   402で開催します。
[会場案内]JICA東京国際センター(幡ヶ谷) セミナールーム 402
151-0066 東京都渋谷区西原2-49-5
アクセス 京王新線 幡ヶ谷駅南口より徒歩8分、 地下鉄千代田線 代々木上原駅北口より徒歩12 
http://www.jica.go.jp/tokyo/office/access.html
【定員】 20名

      ※申し込みが5名に充たない場合、中止することがあります。
      ※参加者の方には、原則としてAPEXへのご入会をお願いしています。

【参加費】 会員:2,500円/5回分、一般:5,000円/5回分(資料代込)

※ 原則として全5回通してのご参加をお願いしていますが、11,200円(資料代込)のお試し参加も可能です。
※ 参加費は、第1回の会場にてお支払ください。
※ 参加者の方には原則としてAPEXへのご入会をお願いしています。

【お申し込み資格・方法】
研究会には、どなたでもご参加になれます。お名前、ご住所、ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号)等を明記の上、APEX事務所にe-mailにてお申し込み下さい。また、<申し込みフォーム>、電話、FAXでもお申し込みいただけます。原則として全回のご参加をお願い致します。ご都合のある方はご相談下さい。

【申し込み先/お問い合わせ】 
APEX東京事務所(担当:川西、三木)
TEL:03-3875-9286  FAX:03-3875-9306
東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル2F 
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org   [at]を半角@に変えてお送り下さい。

これまでのテキスト

2017年  シリーズ《見田宗介/真木悠介の世界》
2016年 シリーズ《機械と人間》
2015年 シリーズ《日本の持続可能な未来を考える》
2014年 シリーズ《成長に依存しない社会をめぐって》
2013年 シリーズ《世界史の中の近代技術》
2012年 シリーズ《これからの技術を考える》
2011年 シリーズ《貧困の構造とその克服》
2010年 シリーズ《代替社会を考える》
2009年 シリーズ《環境・エコロジーの古典を読む》
西川潤   『人間のための経済学 −開発と貧困を考える−』
見田宗介 『現代社会の理論 情報化・消費化社会の現在と未来』
中田正一 『国際協力の新しい風 −パワフルじいさん奮戦記−』
暉峻淑子 『豊かさとは何か』
暉峻淑子 『豊かさの条件』
見田宗介 『社会学入門 −人間と社会の未来−』
加藤博   『「イスラムvs.西欧」の近代』
猿谷要   『アメリカよ、美しく年をとれ』
水野和夫 『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』
中岡哲郎 『日本近代技術の形成−“伝統”と“近代”のダイナミクス』
半藤一利 『昭和史 1926-1945』
広井良典 『定常型社会―新しい「豊かさ」の構想』
広井良典 『持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想』
アマルティア・セン『貧困の克服−アジア発展の鍵は何か』
アマルティア・セン『人間の安全保障』
水野広祐 『インドネシアにおける新たな発展の方向をもとめて』


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